特定施設入居者生活介護　秦野市の高齢者住宅「グループハウスやまぼうし」

設立趣旨書

わが国の平均寿命は、世界でもトップグループに属し、高齢社会の進展は、他の国に例をみない速さで進行してきています。
人は誰でも、人生の最後まで個人として尊重され、自分らしく暮らしていくことを望んでいます。
今後は、自分の人生は自分で選び、自分で決め、個人として尊重される社会の実現が求められ、高齢者の介護においても、日常生活における身体的な自立支援だけでなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるサービスの提供が必要とされています。 このような高齢者のニーズにあわせて、平成12年に発足した介護保険制度は、高齢者の多様な介護サービスを総合的に提供されるようになり、制度発足後17年目を迎え、制度改正が実施され、わが国の社会保障制度として、定着してきたところです。

介護保険の実施状況をみますと、介護サービスの利用者は大きく伸び、特に在宅サービスの利用者は、倍増してきています。
また、介護保険施設である特別養護老人ホームの入所希望者は急増し、施設サービスの利用は重度の要介護者が多くを占めている実態が浮かび上がつています。
一方でいわゆる在宅型サービスである介護付有料老人ホーム等の特定施設入所者生活介護の伸びも顕著となっており、高齢者の要介護期の暮らし方として、従来の在宅と施設との中間的な住居形態としての在宅型サービスを選択する高齢者が今後も増え続けていくもといわれています。

私ども有限会社 友は、平成14年5月に高齢者住宅グループハウス花水本を設立。平成15年5月有限会社 友にて訪問介護事業を設立。平成23年9月に高齢者住宅グループハウスやまぼうしを設立し、在宅介護事業を中心に、地域の高齢者の方々からのご相談や訪問介護を中心としたサービスを積極的に展開しております。
施設の運営に当たりましては、入居者の方々の尊厳を重んじ、自立生活を支援しながら、自己決定を促す個々のニーズにお応えする柔軟なサービスを実施し、心豊かに安心で快適な生活が、継続的に実現するようにしていきます。

また、入居される方々は、地元の方を優先的に受け入れるとともに、地域の方々や福祉。医療・保険等の関係諸機関との密接な連携と連絡調整を図りながら、地域福祉推進の拠点施設としての役割も、微力ながら担つてまいりたいと考えているところでございます。
私どもといたしましては、地域のみなさまのご理解とご声援をいただきながら、地域福祉の向上に少しでも貢献することができればと思い、この事業を推進してまいりたいと思つている次第です。
私どもは一人ひとりの利用者の、その人らしい暮らしを支える施設運営を展開してまいります。